ポリヴェーガル理論

「落ち着いて」といえば落ち着くなら、そりゃ世の中誰も困りません。 自己調整は相互調整から。 相手を見て、気付く、感じる、共鳴する機会が乏しく、SNSなどを介してモノと相互調整、自己調整する人が増えてますよね。それじゃ、自分らしく生きるサイクル整ってこないと思います。 自分が一人でいて、安心できる時間があっていいし、人と一緒にいて安心、安全と感じて関われる時間の両方が必要なんです。
「ポリヴェーガル理論入門」で日本語で初めてポージェス博士の著作が紹介されました。 SSPももちろん、紹介されています。 「なぜ歌い聴くことで落ち着くのか」という内容もあります。 <刺激ー反応>モデルで人を扱うのではなく、<刺激−生体−反応>モデルへの転換がどうやって行われたのか、も描かれています。 身体と脳が言葉ではなくて、音や音調、顔の表情、ジェスチャーなど非言語的な情報を相手から受け取り、”考える、言葉にする前に” とっくに感じている脳のレベルでの受け取りがいかに影響するか、わかりやすく書かれています。
MeMoves ミームーブズは、1日の授業の始まりなど、5分もあれば十分できます。 自閉症スペクトラムのパニックやかんしゃくが落ち着く。 PTSDなどトラウマの強い方が落ち着く。 教室で注意がそれて起こる問題行動が明らかに減った。 高齢者の施設で使われて、険しい表情だった方がとても穏やかな笑顔を見せるようになった。。。 副交感神経、迷走神経に影響することが理論とともに研究され検証されています。 心地よい、癒される音を聞きながら、画面に現れる簡単な図形パタンを見ていると、次の画面ではそのパタンで人がゆっくり腕や手を動かして動いているのが見えます。表情や笑顔を見ながら、なんとなーく同じように動く、2, 3分が一単位のプログラムです。 内容は「落ち着こう」「集中しよう」など項目ごとに分かれています。 MeMovesに2017年 MoreMeMovesが加わってバリエーションが増えました。 百聞は一見にしかず、のプログラムです。まず見てやってみないと。。
ポリヴェーガル理論、多重迷走神経理論に基づく、自律神経、迷走神経の働きを自分の生きる’ともだち’として、どう自分のこころと付き合っていくのか、セラピストの浅井さん自身の生き方の探求も含まれている、素敵な本です。すぐ臨床に取り入れ可能。ぜひおすすめ!