RDI とは

こどもの苦手をそのままにしないこと

RDIとは Relationship Development Interventionプログラムの略称で、アメリカ、ヒューストンにあるConnections Centerで開発された、自閉症スペクトラム障害の方々とそのご家族を対象にした新しいタイプの治療的療育法です。

 

自閉症スペクトラム障害には、広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症といった診断名が含まれています。知能や言葉の遅れとは関係なく、柔軟なものの考え方が苦手で人との関係がうまくやっていけないことを主たる問題として抱えています。

 

例えば...人とのやりとりがうまく起こらない、ということが周囲の変化や新しい場面に対応できないことと直結しています。人とのやりとりで起こる、人の視点を借りるということができない結果、人から見て自分はどう映るのか、に気づくことができないため、自分についての理解、意識を形成することができないのです。具体的には、よくわからない、不安な場面では、他の人がどんな表情をしているか、見て自分の中も参照する、他の人と目を見かわすことなどで自分が落ち着く、ということができないため、とても不安になり、逃げ出したくなったりします。


障害の理解や対応の工夫という従来の観点に留まらず、『生きにくさを抱えた子供たちをどうやってよりうまく育て、発達させられるか』を核とした、家族の養育を援助することを目的とするプログラムです。よって専門家任せ、人任せではなく家族が何をできるか、をコンサルタントと共に考えていくことになります。

自閉症の障害や偏りの研究だけでなく定型発達の詳細な研究と最新の脳科学知見を統合的に集積しそれらに基づく養育援助システムと、インターネットを使って自閉症スペクトラムに取り組む世界中の家族をつなぐコミュニティを構築していることなども大きな特徴です。子どもも家族もそれぞれ皆異なる特徴はあっても、他の家族がどう工夫しているかを知ることが役に立つこともあります。

自閉症スペクトラムの特性を理解し、その生きにくさを補償し援助する方法を工夫するだけでなく、彼らの中核的な障害部分の発達過程・課題に再挑戦し、やり直すこと、別のことばで言えば「子育てのやりなおし」によって、定型発達児のような対人関係と刻々と変化する現実世界への対応能力を獲得してもらうことを目標にしています。

QOL(生活の質)という観点から、また、人として、家族、社会のメンバーとして人生を楽しんでいけるようになることを目指し、本人とご家族が希望と期待、意欲を持ち、発達と養育の実践を続けられるようサポートする援助方法です。

 

RDIが基づく理論についての説明へ

  Preziというweb上のシステムを使ってみました。自分のペースでページをめくりながら見られます。もしご覧になりにくいなどありましたらお知らせ下さい。


日々の子育て、コンサルテーションの中で疑問に思ったことやRDI Communityからの情報の中で気になったことなどを「PYC News」として2015年末まで書いたものの一部をアーカイブとして残しています。

 

2016年6月からは子育てブログの形で新たに書き始めました。なかなか翻訳が出版にならない「自閉症革命(仮題)」から紹介を始めています。

お問い合わせ

TEL: 048-524-1181
熊谷神経クリニック

担当 菅原 

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RDIって実際どんなもの?まずはコンサルタントに会って話してみませんか。個別ガイダンスにお越しください。 

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For Inquiry in English,

please e-mail to yaskosugar@yourchord.jp

Yasuko Sugawara M. Ed.  Counseling Psychology

RDI® Certified Consultant School Guidance Counselor (K-9) in MA

Certified Clinical Psychologist in Japan