[3] 成人男性 =周囲の雑音で集中がそがれる=

【SSP実施前】

1)SSPを使うことで改善したい症状や状態

 

周りに雑音があり、近くで話している人がいると、目の前の人の話だけでなく周囲の音や声も拾ってしまう。また周囲の音が気になるため、読書や文章作成なども静かな環境でないと著しくパフォーマンスが落ちる。

 

2)SSP実施前の1)の状況: 

数値で0が全く問題ない、10が最低の状況とすると7〜8くらい

雑音の中で作業するのはかなり消耗していました。

 

3)気になっている身体や感覚の状況

聴覚処理 

 

【SSP実施後】

A) SSP後1か月半程度の期間で上記の症状や状態は数値で言うとになった。

 

B) SSP実施中に感じたことや使用後の変化、気になったこと

 

職場で以前は周りの音を拾ってしまって、集中が削がれたり、かなり意識的に集中しないと目の前の人の話に集中できなかったのが、より容易に目の前のことに集中できるようになった。

家で文書作成などの作業をしているときに、以前は家族がラジオを聞いていると、そちらに注意が向いて、文章を考えることができなかったのが、ラジオを聞き流しながら、文章作成ができるようになった。

研修に参加した際に、周りの人がいる中で、話し合いのワークがあった時、以前は周りの音を聞かないために相当の意識が必要だったが、多少は周りも気になるが、より自然に周りを気にせずに目の前に集中できるようになった。

 

C) さらに改善したいことやご質問など何でも

 

今のところは、効果を十分に実感できています。これが時間が経過しても継続していくのか興味深いです。その他のリスニングセラピーについての興味あります。

 

⇨「ポリヴェーガル理論入門」をきっかけにSSP体験となりました。5日間でこれだけの変化があったことに驚いておられました。この方は専門職、特に心理職の方なので一層、人の声に関わる聴覚処理の変化を詳細にレポートしてくださいました。ありがとうございました!