Safe & Sound Protocol™️は2020年から、スマホにダウンロードして使えるアプリになりました。

  

ご自宅でホームプログラムとしてConnectほかの音楽を聴くうちに

 

あるいは

 

Dreampadなどサウンドセラピーツールを使い始めるうちに

 

既に多くの変化が見えてきます。そこでこの時期の...

 

 

◉お勧め<その1>

「準備期間を大切に」

 

準備段階で変化を観察しながら、セラピー(来談・オンライン)セッションで必要な介入を加えていくことで、効果を定着させることができます。

 

=アプリの効用=

  • 家庭で本人のマイペースに合わせて、ゆったり使える
  • 家族も一緒に試しながら、家族まるごとケアにつなげられる
  • リスニングの経過をセラピスト側がモニターし、ガイドできる
  • 準備のプログラム(Connect)他がどのような効果を生むか、少しずつ導入して確認できる
  • 他の介入(感覚運動や呼吸エクササイズ)と相性が良い
  • Core以外はヘッドフォンで聴かなくても良い分、色々な場面で聴くことができる
  • Dreampadなど骨導を使うツールを使って聴くこともできる(来談セッション)

=SSPの特徴=

  • ▲音楽鑑賞 ◯音を使うセラピー(だから音量は低い方が...)
  • 主軸となるアプローチ・中心となる(治療)方針に沿って使うもの 
  • 準備と追加プログラムがセット=8週間モニター付きプログラム

 

 ◉お勧め<その2>

「少し静かに・ゆっくりにしましょう」

 
「人の顔を見るように仕向ける、トレーニングするのと SSPは正反対のアプローチ」(ポージェス博士)

▲「何回も、訓練して教えて覚えさせる・できるようにする」とあまり合わない

 

対人関係やコミュニケーションを、習得させるスキルのように見る考え方と相性が良くありません

 

SSPほかの介入で神経システムが穏やかで落ち着いている時は、自然と自分の意思で誰かを見たり、誰かに話しかけたりできるようになります。「身体的状態により社会的な行動が決まるから」(ポージェス博士)です。

 

 

 

◉お勧め<その3>

 

「〜しなさい」・「...した?」質問と命令を減らしましょう

 

▲「相手のことを考えなさい」「教えてその行動をさせる」アプローチとあまり合わない

 

そもそも、相手の気持ちを「感じなさい」「気づきなさい」と言葉で伝える、あるいは指示すればできるようになるだろうか? 

と考えてみてはどうでしょう

 

SSP が神経システムに働きかけ、

今までにない気づきが起こり内側の成長(広義の内受容覚)を育てるには、

 

・ゆったり空間・間、静かで穏やかな感じ

 

 ・一緒にいる人が余裕を持つこと

 ⇄周囲の大人が焦りや心理的な危機状態から脱出すること

 

・「...させなきゃ」を減らす

 

ことが大切です。

 

 8週プログラムでは、ご家族にたとえば、下のような呼吸エクササイズをお願いしていきます