このページでは自閉症のお子様(グレーゾーンを含む)を対象とした
①自閉症カウンセリング
②サウンドセラピー
の2つのプランについてご説明します。
②サウンドセラピーは自閉症に限らず、聴覚過敏を含む感覚処理の問題、集中力の問題、ADHD, ADD, 発達性トラウマを抱える方も実際に体験の上でお選びいただいております。
【初回予約までの流れ】初回自閉症カウンセリング(90分)¥15,000(税込)
*2020年3月から料金を改定しました。
保護者のみで初回来談される場合は 70分(12,000円)のご予約も可能です。
【初回セッションの内容】
<初回面談・アセスメント結果レポート例>
【スタートアップ3ヶ月パッケージ】(平均して月1回頻度の3回面談と面談間のフォローアップ)
<取り組み1ヶ月の流れ(例)>
【ご注意いただきたいこと】
・当カウンセリングルームでは、セッション中のお子さんとカウンセラーの関わりから得られる情報とご家庭でのご両親の取り組みを連動させ全体としてお子さんの成長を促すよう、ご家庭へお渡しする課題ワークシートを通じて工夫して参ります。そのためセッション間にご家庭とのやり取りが必要になります。
セラピーでお子さんをよくしようという単独の療育とは進め方が異なります。よく分からないことがある時は遠慮なくご質問ください。
・サウンドセラピーの体験も併せてご希望の場合、てんかん発作・双極性障害のある場合、最近の病状について主治医にご確認の上で、ご予約の際にお申し出ください。サウンドセラピー体験セッションと同時の予約も可能です。
・初回体験日程の3日前までに2点の書類(質問票とチェックシート)のご提出、体験日前日までに料金のお支払いがない場合はご予約をキャンセルとさせていただく場合があります。
・キャンセルポリシーはこちらのページをご覧ください。
・ご相談の中で、お子様のご様子に応じてサウンドセラピーの併用をお勧めする場合があります。
サウンドセラピー機器は教育機器であり、国の承認を受けた医療機器ではありません。それぞれについて臨床研究が国内外で行われており安心してお使い頂けるものではありますが、一定の効果を保証するものではありませんのでご了承ください。
②サウンドセラピーのご説明
【サウンドセラピーの内容】
・目標に応じ、サウンドセラピーの機器(ヘッドフォンや枕で音楽を聴く、他に自分の声を骨導で聞くヘッドセットなど)を試していただき、その方の問題・身体感覚の状況、生活に合わせたセラピーや機器利用のプログラムをご提案します。
⭐️SSPの体験希望の方は下記のページを先にご覧ください
【ご注意いただきたいこと】
・体験される方にてんかん発作・双極性障害のある場合、最近の病状について主治医にご確認の上ご予約の際にお申し出ください。
・初回体験日程の3日前までに2点の書類(質問票とチェックシート)のご提出、体験日前日までに料金のお支払いがない場合はご予約をキャンセルとさせていただきます。
・ご紹介するサウンドセラピー機器は教育機器であり、国の承認を受けた医療機器ではありません。国内外で臨床研究が行われ、安心してお使い頂けるものではありますが、一定の効果を保証するものではありませんので体験申し込みに際しご了承ください。
【初回体験予約までの流れ】
・初回サウンドセラピー体験セッション(50分)¥8,000(税込)
⭐️キャンセルポリシーについてはこちらをご覧ください。
【よくあるご質問】(この欄は更新準備中です)
・触覚過敏があってヘッドフォンが苦手な場合は?
・聴覚過敏なのに、音楽を聴くプログラムはどうして可能?
・好みの音楽以外は聞きたくない時は?
・耳慣れない音楽は苦手で慣れるのに時間がかかるかも?
自閉症専門カウンセリングルーム PYC子育てラボのウェブサイトへようこそ!
当カウンセリングルームでは以下のようなご相談をご両親からよく頂きます。
<よく聞く心配ごとTOP5>
お子さんのどんなことに悩んでいらっしゃいますか。よろしければ一度お話にいらしてみませんか?
アメリカでのトレーニングを取り入れ日本の心療内科で19年の経験を持つ臨床心理士が、お子さんに最適なケアをご提案します。
・自閉症(自閉症スペクトラム症)について詳しく知りたい方:
・自閉症ケアについて一般的な流れを知りたい方:
→「子供が自閉症と言われたらどこへ行く、横浜市2019年版」
・当ルームのサービスの流れや特長を知りたい方:
・当カウンセラーのプロフィールや考えを知りたい方:
・家庭でできる、関わりながら様子を見る時のポイントが知りたい方:
PYC子育てラボ(自閉症専門カウンセリングルーム)
〒231-0032
横浜市中区不老町1-2-1 中央第6関内ビル302
こんにちは。すっかりブログをご無沙汰しております。自閉症専門カウンセリングルーム、臨床心理士の菅原です。
なんと7月が今日で終わってしまうのですね。湿気も多くて曇りか雨の日ばかり。。。調子がなかなか整わず、辛いですね。コロナの状況も厳しく、先が見えない感じが続きます。
一方、その間私は何をしていたのかというと...
ポリヴェーガル理論てなんなのだろう、ということについて、だいぶシンプルに伝えることができるようになりました。理論に基づき開発された Safe & Sound Protocol™️を実践するうちに、実際体験されたクライアントさんからの声を伺い、整理されてきたのです。
ポリヴェーガル理論が提唱する、自律神経システムが「安心」「安全」を感じるための要素は3つあります。
上の図は、Deb Dana によるもので、最新のSSP Digital Facilitation Certificateの研修で使われたイメージです。
このご無沙汰の間、Safe & Sound Protocol™️をリモート配信で、お付き合いの長いクライアントさんの皆様にプロジェクトご参加いただいています。ここまでの呼吸プロファイル関連研究からベストの効果をあげるよう、それぞれの方に合わせた準備とフォローアップを行う形式です。上の図は現在SSPが与える効果について各神経系とのつながりがわかるものです。
そしてなんとこの間!日本臨床心理士会新型コロナウイルス対策援助対象に認定されました。
疾病への効果・関連研究も進んでいます。
SSPのFacebookでここ数年多く、親御さんからの問い合わせが続くのはPANDA、小児自己免疫性の精神神経疾患のお子さんに効果があるのか、ということです。ほかにも遺伝性の疾患、例えばプラダウイリーPWSについては継続した臨床研究が行われています。
大人も子供も、試していただくうちに、よくあるのは消化器系の反応。SSPは腹側迷走神経系への刺激、かつその神経伝達はとても早い! 「なんかやだな、学校行くの」となると結構すぐお腹が痛くなる、といった例でもわかる通り、神経システムの反応の中ではとても早いわけです。
こんにちは!自閉症専門カウンセリングルーム、臨床心理士の菅原です。
外出制限も続き、なんだか閉じ込められていて気持ちも上がらない、体調もすぐれない...ダメダメループになりがち、など報道もよく目にします。
ところが!
私のところでいろいろ相談して取り組んでいるお母さん方とお話ししていると、むしろ、この時期だからできることが充実し、よかったかも! とか
子育てする側もエネルギー充填できたりしちゃって、もしかしたらこの時期は棚ぼたかも、
なんてお話が増えてまいりました。
直接お会いして、もらえるエネルギー・相互にやりとりするからこそ生まれる新しいアイディア・限りない発展のチャンスなど、代わりになるものはない。
けれど、今・ここで、何かできることがあるかも、とちっちゃな光が見えると、これも良いかも、あれも良いかもと視界が違ってくる、こんな経験ができるのも、引き続きお付き合いいただいているから。
本当にありがたいことです。
話はテーマに戻りまして、こちらは自分の声と骨、脳のループのフィードバックを使うサウンドセラピーツールです。
ForBrainは、イギリスの教育に関係するテクノロジーに与えられる賞 Bett Award(2015)など、数々の評価もあり、家庭だけでなく、学校・セラピーセンター・言語聴覚士セラピーなどで長年使われています。
私のところでは、基本的な聴覚処理の様子と合わせて身体・感覚・認知各領域についてアセスメントした上で、リスニングプログラムで聴覚処理を整えながら、あるいはある程度調整がうまく進んだところで、ご家庭にお貸しして使っていただくことが多いです。
来談して試していただく、あるいはサウンドセラピーのセッションでヴォイスプロなど使って調整していくことが難しい情勢で、特にフォーブレインをご自宅で並行して使っていただくことが発達支援ツールの一つとして、より大事になってきます。
これまで時々安くなるセール期間にブログでご案内してきましたが、今後アフィリエイト利用で40%安くなるそうです。
◉空導とは
耳の中を通って、空気が振動して伝わってくるのが空気伝導、空導 Air conduction ですね。
図は中耳の構造です。
中耳を通って、3つの小さい骨に伝わる振動を、図のような構造を介して、聴覚神経へ伝え脳神経回路が処理することで、音を脳は受け取ります。
遠方にお住まいのクライアントさまです。
お父さんが、はるばる横浜にお越しになりSSPを体験して導入を決意、実際ホームプログラムを実施したのが昨年の8月でした。
ご自宅で8歳になる息子さんを抱っこ・おんぶしたりしながら、SSP実施。これはいったい??とご家族も不思議に思っていたかもしれません。
SSPを聞いている途中のお顔の写真含め、詳細な報告をいただきました。直後の様子にも少し変化がありましたが、どうなっているかなーと思っておりました。
すると!
1月末にこんな嬉しいメールが届きました。現在続きのホームプログラムを開始するところです。
>菅原靖子様
>あけましておめでとうございます。
>昨年は大変お世話になりました。
>ずいぶん、ご無沙汰してしまいました。
>〇〇もあれから本当にいろいろと変化がありました。
>まずびっくりするほどに明らかな変化で言葉での指示が通るようになりました。
>声かけだけで一緒に過ごすことができます。
>コトバはまだはっきりと出ませんが、模倣をさせるとお菓子が欲しい時などですが、頑張って模倣するようになっています。
> 外出時にはトイレも身振りですが、明確に教えてくれるようになってきましたし、不快感も感じているようでせかすようになってます。
>以前は車に乗っても助手席が自分の席と思っているようでしたが、最近はお兄ちゃんや妹たちと一緒に過ごしたいようで自分で後部座席のお兄ちゃんと妹の間に座ってます。 外で歩くときもお兄ちゃんと歩くようになりました。
>ほんとに最近ですが、言葉と同じぐらい課題だったトイレの大の方を自分でトイレにいってするようになりました。急に変わったので、こちらもなぜ?とびっくりです。
>菅原さんからSSPをお借りして半年でものすごい勢いで変化してきています
>本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
>以前にご紹介のあったサウンドソリ、ホームプログラムも希望できればと思っています。予定できればと思いますので、ご都合など教えてくださると嬉しいです。
上記のような変化がSSPを通じて起こったということは、
1)聴覚刺激が有効だった:人の声の範囲の周波数に聴覚処理を整えることが言葉・神経システムその他の基礎部分の成長のために有効だった
2)聴覚を窓口とした迷走神経への刺激が「安心と感じるシステム」を稼働させた、五感三覚などから脳に届く「安心」して大丈夫、というメッセージ、ニューロセプションが変わり、周囲からの感覚入力が本来のシステムで処理され神経システムに定着し始めた
3)神経システムが整った結果、トイレの問題は内受容覚につながっている自律神経システムの本来の成長の過程をたどれた結果改善した
といった見方ができます。
SSPの前から、こういった変化がお子さんに起こることはよくありました。対人関係発達支援法 RDI, Relatioship Development Interventionsを通じ、
・自分の表情⇆相手の表情、相手の音調への気づきが増しコミュニケーションがつながった(→安心感、ニューロセプション↑)
・co-regulation(相互調整・相互循環)が増えていく:周りの人とのやり取りが増えて「知りたいから見る」「わかる」「できる」「自分でやりたい」が増す
が大きな要素です。ただ良いサイクルが回り始めて半年はかかる...
よく考えてみるとSSP後半年経ったのと同じことですね。でもすぐ見える変化もある、というのがSSPの特徴です。
SSPは5日間のアプローチで、今回のお子さんの場合は、その前後からご両親の注視・ポイントを押さえた関わり・介入で変化を見た末の6ヶ月だったと言えると思います。
元来SSPは単独で完成するプログラムではなく、目指す改善や成長に合わせて、前後にいろいろなご提案をくっつけて進めています。開始前に準備の音源・リスニング、サウンドセラピーツールを取り入れ、SSP後にも効果を維持し高める介入法をご家庭の状況やお子さんに合わせて選び、お勧めしています。
ちなみにこのご家族は大家族でご兄弟が多く、おじいちゃんおばあちゃんがご一緒にお住まい、お父さんが臨床心理士・公認心理師、お母さんが小学校教諭をされています。車で出かける時の「一緒」うれしいですよね!!
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You can't give up what you hope for your child!! Ask about what we can do for ASD, ADD, ADHD, SPD, Dyslexia, Dysgraphia, Hyperacusis or other problems when children learn to grow, confident in navigating in a dynamic world.
You can book an initial meeting on Mondays, Tuesdays and Thursdays, 9am through 4 pm.
Yasuko Sugawara M. Ed.
Counseling Psychology
SSP & iLs Associate
RDI®Certified Consultant
Certified Clinical Psychologist in Japan