「漢字が書けない・覚えられない」ケースについて、改善例に多く出会っています。
...『書字障害』として一つ前の記事に載せていますのでそちらもご参考になさってください。
典型ケース、小学校1〜3年生の困りごとと取り組みの経過をまとめてみました。
実は小学校低〜中学年だけではなく、
・小学校高学年
でサウンドセラピー取り組みの早ければ3ヶ月くらいの間に、
・どうしても覚えられなかった、書けなかった漢字が書けるし、覚えられるようになった
・板書が苦手で免除してもらっていたけれどすんなり書き取っていて先生が驚いていた
9ヶ月後に
「今は書くのが楽しくて仕方がない様子」
という
(発達障害などの診断も消失)
もいます。
ご紹介した記事で精神科医のミンソン博士も説明していますが、弊社としては漢字とアルファベットでの書字の問題については少し機序が違うところがあると思います。
日本の漢字の書字については、もちろん作業療法領域、感覚統合の分野でいう「空間認知」が関係しており
英語の書字障害の困難:アルファベットと単語の間をきちんととって書くのが難しい
以上に、
更に細かく書かねばならない漢字の難しさがあるようです。
そして空間認知とは、自分の身体感覚(体の各部がうまく動かせるか、も含む)が
最初にきちんと捉えられているか、に始まり、
自分の声がどこまで届く(と無意識に捉えて)と思っているか、
ということまでその領域に入ります。
自分の周囲・環境と自分からの出力との関係がわかること、なので、
自分の体の内側での音声・響きの情報処理がある程度適切に起こるようにから始めて...など
改善のステップで起こることは、セラピー開始時にご説明しています。
「漢字が書けるようにしたい」というご希望でサウンドセラピーを含めた弊社のカウンセリング・セラピーをご利用いただいたわけではないです。
表の1番上のような、
「登校しぶり」や「教室に居られない」
「朝起きられず活動できない」
などの状況が続き、学校でも家庭でも困っていて
できることはないか、と
スクールカウンセラーの先生からのご紹介を受けて
お引き受けしたケースも多いです。
取り組んでいくうちに、迷走神経複合体の関わるところから気づきや変化が起こり
聴覚処理が改善し、
・特に前庭系刺激を欠かさず入れながら感覚運動をプラスしていく
・自分の声が骨導でどう聞こえるか、骨導のフィードバックを生かしたセラピーを取り入れる
を並行していくと、狙ったわけではないのですが
自然と漢字が書けるようになってきました
相乗効果でもあり、
学校に行きたくない、テストが嫌だ
ということがなくなって、
お母さんたちは本当に安心して喜んでおられます。
扁桃体をはじめとする、脳の皮質下からのボトムアップのアプローチが
<サウンドセラピー+感覚・身体=自律神経システムの動き改善>
の仕組みを動かす原動力です。
具体的に言い換えると
落ち着いて「安心して教室にいられる」ようになるということは、
・安心して学べる(わかるからやる気が出る)
・自分の感覚が稼働する(安心しているから、呼吸が改善し脳・身体に酸素が届く)
・イライラしない(ちょうど良い覚醒・相互調整が働いて落ち着いていられる)
・記憶システムもしっかり稼働する(ワーキングメモリの弱さは解消できる)
という良いサイクルにつながる、
という経過が3−4ヶ月で起こったケース
続発というご報告でした。
PYC子育てラボのウェブサイトへようこそ!
当セラピールームでは
以下のようなご相談を
①ご両親
②聴覚過敏(聴覚処理障害含むAPD/APD/Lid・触覚過敏などあり、もしかしたらグレーゾーン?と感じる思春期〜成人の方
③本来のエネルギー・やる気・集中力・あきらめない力(レジリエンス)が色々な治療をしてもどうしても回復できていない感じがする当事者、その保護者、成人の方
...例えば cPTSD, mTBI, 軽度外傷性脳損傷
からよく受けます。
<よく聞く心配ごとTOP6>
どんなことに悩んでいらっしゃいますか。よろしければ一度お話にいらしてみませんか?
アメリカでのトレーニングを取り入れ実践し、日本の心療内科で20年以上の経験を持つ臨床心理士が、最適なケアをご提案します。
・発達障害・自閉症(自閉症スペクトラム症)について詳しく知りたい方:
・コミュニケーションが苦手な子供のために家庭で保護者ができることを知りたい方:
→「オンライン対人関係発達支援セミナー」▷2022年「コミ力©︎基礎セミナー」
・当ルームのサービスの流れや特長を知りたい方:
・当カウンセラーのプロフィールや考えを知りたい方:
・ Polyvagal 理論・Safe & Sound Protocollについて知りたい方:
→「Polyvagal理論とは」「SSP: Safe & Sound Protocol」
・バイオメディカル「身体がちゃんと機能するところから整えましょう!」に関心がある方:
3月になりましたね!
PYC子育てラボ 臨床心理士・公認心理師の菅原です
2017年より、Safe and Sound Protocol, SSPを<お子さん+保護者>だけでなく、中学生〜大学生・成人の方へご利用いただき、高評価をいただいてまいりました。
ただ、基本的な営業体制が平日のため、土日しかお休みがない方にご案内が難しい状況が続いていました。
この3月より、土曜日不定期ではありますが月に1日以上営業日を設定し、ご来談・オンラインセッション共にご利用いただけることとなりました。
そこで念願の
《オンライン・リモートでのSSPグループセッション》
を開始いたします。
Safe and Sound Protocolが効果を上げる条件は2つ前のブログでもご紹介しています。
SSPが効果を上げる3条件をシンプルにすると
の3つです。
そんなわけで、身体や感覚の違いに気づく「目安」や「きっかけ」は
こちらからも常に提案しますが、
どの部分が「これ!」とフィットするか、みんな一人一人異なります。
神経システムは違うんだから当たり前です。
個別の8週プログラムでフィットする内容やペースを探すのが本来一番です。
そんな中、これまでも
・マインドフルネス・瞑想法・メディテーション・ヨガ・リストラティヴヨガ...
・ソマティック・エクスペリエンシング SE, TRE、ボディコネクトセラピー、IFS...
の知恵をもらって、
あるいは
そのプラクティショナー・トレーナー・コーチの方が弊社でのSSPを経験、
ダイレクトなフィードバックを山ほど与えてくださり
SSPを生活に取り入れて、どう「身体の声を聞く」体験とその軸を保つか、コツが見えてきました。
そうなんです「お身体に注意を向ける」何か共通なものを
として、オンラインのSSPグループができる。
その「何か」をコラボさせる企画です。
第一弾コラボ企画は「SSP+ずぼらヨガ」
「ずぼらヨガ」ご存じでしょうか??
心療内科のデイケアや、SSP個別サポート
(もう2年以上、週2回程度SSPを聴きつつ、内科の病や消化器系の不調を治してきた方がいます)
など、SSPを紹介する前から、もしかするともう4年くらい?
たくさんこの「ずぼらヨガ」の助けを借りて
「おおっ、ちょっと体が違うかも」
という声を引き出してまいりました。
<このブログのまとめ>
成人の方がSSPを体験するためには
「サウンドセラピー8週プログラム」に加え
個々のニーズに合わせた体験が可能となります
PYC子育てラボ(発達支援セラピー・カウンセリング)@piccolo山下公園
〒231-0023
横浜市中区山下町28-2-311
You can choose 'English' from the menu.
WE can stick to what you hope for your child! He or she will definitely be able to see what they'd love to be along the way of growth and development. Ask about what we can do with parents for ASD, ADD, ADHD, SPD, Dyslexia, Dysgraphia, Hyperacusis or other problems when children learn to grow, confident in navigating in a dynamic world.
You can book an initial meeting on Mondays, Tuesdays, Thursdays and Fridays, 9:00 through 17:00. We accept referral from psychiatrists to offer 20 minutes’ free preliminary online meeting on Mondays & Fridays.
Yasuko Sugawara M. Ed.
Counseling Psychology
Safe & Sound Protocol™️ Provider & Unte-iLs Associate
AEDP Therapist
Certified Clinical Psychologist in Japan
PYC Child Development Laboratory
#311 28-2 Yamashita-cho Naka-Ward
Yokohama, Kanagawa
Japan 231-0023