SSPの臨床研究結果(初期)

2014年論文

ポージェス博士がSSPを自閉症の子供達に適用した時の結果です。

 

・音への過敏性

・会話のスムーズさ

・人の話を聞くことができる

・感情のコントロール

 

全ての点について、比較グループ(ヘッドフォンをしていただけ)の子供と比べて有意な変化があったことが報告されています。

 

ちなみに、「フィルターをかけた音楽」=SSPで、フィルターをかけていない加工していない音楽を聴いた子供達にもSSPほどではありませんが効果があったことがこのグラフからわかります。

 

日本では、SSPプラスαを取り入れた4〜8週のうちに以下のようなコメントがありました。

 

<SSP4〜8週間体験:いただいた体験メモより>

・すんなり眠りに入れるようになった

・朝まで起きないでぐっすり眠ってくれる

・寝起きがスッキリしているようで機嫌がいい

・眠ると疲れが取れている

・かんしゃくがなくなってきた

・思い通りに行かなくても、待つことができるようになった

 

・食べ物の好みが変わり、偏食が減ってきた

・アトピー、湿疹が治った

・触覚過敏が治った

・トイレに自分で行き始めた

・便秘・下痢が改善した

・便秘と下痢の繰り返しが何年も続いていたが改善した

 

・吃音が減っていった

・発音のズレが修正されてきた

 

・思い通りに行かなくても待つことができるようになった

 

・漢字が苦手で全く書けなかったのに、少しずつ自然に書き始めた

・板書が苦手で練習させてもできなかったのに、ふとできるようになっていた

・習字の払いがスムーズにできるようになった

 

・多動が減り、離席が減り、教室内で過ごし座っていられる

 

・兄弟に優しく接することができるようになった

・顔の表情が柔らかになった・目を見て話してくれる

・友達に話しかけ始めた

・お母さんの家事を初めて自分から手伝おうとした

・幼稚園や学校で何があったか初めて話してくれるようになった

・できなかった朝の挨拶を自然とするようになった

 

 

・周囲の音があると話している相手の声が聞こえにくかったのが改善してきた

・電話で人の声が聞き取れないのが改善し、仕事上の配慮を受けていたが不要になった

・エアコンや掃除機の音が苦手だったが、気にならなくなった

・赤ちゃんの泣き声など、苦手な音が大丈夫になった

・スーパーやショッピングモールの音が苦手で外出できずに何年も過ごしていたが、普通に出かけられるようになった

 

・粗大運動がスムーズになった/走るのが格段に早くなった

・身体を動かすのが億劫でなくなった

・噛むのが早くなったのか、食事のペースが普通になった

・お腹が空くようになり、朝ごはんが食べられるようになった

 

・落ち着いた気持ちになり、対人緊張がやわらいだ

・その日の疲れを翌日にひきづらなくなった

・数年来の顔面神経麻痺・顔のピクピクがなくなった

・10年以上続いた耳鳴りが変化し、気にならなくなった

・ストレッチ・柔軟の可動域が明らかに広くなった

・側頭の凝りがとれ、体が傾いた軸になっていることに気づいた

・15年使ってきた補聴器が不要になった