SSP+αのセラピーとそのプログラム例

【聴覚過敏の場合】
よくあるのは、聴覚以外にも過敏さがあるケースです。耳周辺の触覚の過敏さもなかなか大変です。ヘッドフォンにも音楽にも慣れるまでに時間をかける必要がある場合です。

<お試しツールの例>

・dreampad 音楽(アプリ、7日間無料試聴可能)
 …..来談可能な方は dreampad枕本体=骨導も

・SSP コネクト(加工のない音楽、クラシックやポップス、ディスニー音楽)

・SSP コア

・サウンドソリ(骨導のヘッドフォン、音楽プログラム内蔵)

・Forbrain(骨導で自分の声が聴こえるヘッドセット)

・フォーカスシステム(サウンドソリよりも広い周波数帯・6つのプログラム)

・ヴォイスプロ(骨導・空導、左右の調整、相互性)

体験セッション/エントリー面談では、リスニングしながらこのような活動をするとうまく進められる、といったお勧めをします。また、SSPの前後でご自宅で行なっていただく、ご本人に合わせた相乗効果を持つ活動(前庭刺激、相互性、眼の動き binaural、正中線交差などを使うものなど)を提案します。


 
【聴覚処理障害の場合】
SSPで改善が感じられ、続けてフォーカスシステム、あるいは、サウンドソリを使い、来談・オンラインセラピーも並行してすっかり聴覚過敏や聴覚処理障害が改善した大人のケースが代表的です。


【ことばの遅れの場合】
発語がなかったお子さんがSSP後、急に話し出したり、感情をあふれるように表現し始めたり、偏食がなくなったり、など驚くような効果が出ている報告が多々あります。その変化が一時的なもので終わることのないよう、新たに獲得した脳の神経回路のつながりを使う経験を積み重ねるよう、どのようなセラピーやご両親の工夫が適切か、ご提案します。
 

特にことばが遅れていた原因として
 
その1 聴覚処理の問題、人の声の範囲だけでなくおそらく他の周波数帯もうまく聞き取れていない場合、聞き取りがうまくいってない、聞こえない音は発声できない、トマティスの原則の一つです。

特に、音調・メロディ=感情が聞き取れない、気持ちもわからない、辛い状態だったのでは、と想像します
 
その2 聴覚処理だけでなく「身体・感覚が」周囲から情報を受け取る準備ができていない可能性
 
その3 近い距離で、お子さんに話しかける人の顔、表情など注目が乏しかった、あるいは見ていたようだがよく見えていない、解らない、ズレていた場合
 
....よく言う「アイコンタクトが少ない」は言葉の遅れのひとつの原因であることが研究でも報告されています。

ですが、逆は非なり、

▲「目を見て」と指示して目を合わせるようにさせる
▲「相手の視線を見て」「手を見て」…など非言語チャンネルへの注目を指示

するのは、SSPでせっかく社会交流システムが稼働しているとき
(安心しているから、周囲や相手を見たい、一緒にいられる、感じられるモード)

自分の意思ではない動き・指示された結果の経験は、神経システムの再構成のことを考えると逆効果ですのでご注意下さい。

ポージェス博士はASDへのSSP適用当初から「…させる訓練」ABAタイプの非言語チャンネルのトレーニングには懐疑的です。
 
 
セラピーセッションでいろいろな介入を試し、推定される原因と対策についてご両親とご相談します。

コミュニケーション・社会性・対人関係発達に関する取り組みのためには

・初期アセスメント(エントリー面談120分選択の場合の追加オプション)

をご用意していますので、その分析と体験の経過に沿ったプログラムが可能です。

・SSPのリピート:必要に応じ2〜4ヶ月後以降に繰り返してSSPを使うケースも多くあります。

<アセスメント結果の報告レポート例>